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陰とスクリーンの魅力

皆さんは世界名作劇場キャラを描くとき、どんなふうに描かれているでしょうか?
私もいろいろな塗り方、描き方で描いているのですが、今回初心に帰って、影なしで描いてみました。
(クリックで拡大します)
~色々な仕上げ方:ナットを例に~
水彩風
20120922-SWEET-55.jpg
アニメ塗り(1号影付き+髪ハイライト)
20140511-01-01.png
アニメ塗り(影なし)+アニメ風背景
20140523-SIRI-514.png

名作劇場は本編では基本影なしなのですが、普段は絵的にさみしくて、ついつい今風にあごの下の1段影や髪のハイライト、スクリーンの光表現を入れたくなる誘惑に駆られてしまいます。
今回は初心に帰ってそういう効果をなくしてみました。

これはこれで魅力があるのですが、キャラ一人の立絵とかだと画面密度が低すぎて絵的にさみしすぎますし、名作では服の布表現を極端に簡素化しているので(袖のしわ、スカートのしわなし)
たとえばアンがスカートを広げながらくるくる回るシーンを描くと、同じ色の面がべた~っと広がってしまいます…。
アニメと違ってイラストは動かないので余計間が持ちません。

そういう時にこんな風に影があると絵的にバランスが取れますし、それになんといってもちょっと今風な感じに
仕上げることができます。実は「コゼット」よりもかなり従来の名作アニメに近い「こんにちはアン」でも、首の下や袖の下にはポイント的に影が入っていたりして、最近の絵で影がないモノはほとんどないようです。
20131224-IYO-172.png

○入射光効果(スクリーン)
あと、最近のアニメではスクリーン効果が頻繁に使われている作品がほとんどですが、
キャラが名作系でもスクリーン効果があるとガラッと雰囲気が変わって驚いたことがありました。

こちらは下の記事でも紹介している「ポレットのイス」(2014 スタジオコロリド)です。
キャラクターは名作、特にくびれがない足の表現などはハイジなどの初期作品に近いです。
陰表現はノーマル+1号陰ですが、キャラクターがデフォルメされているためうるさくはありません。

ただ、スクリーンの表現を入れずに描くと、こんな感じになります。
20140518-SORA-49-C-1.png
でも、これにうるさくならない程度にスクリーンの日光表現を入れると…
20140518-SORA-49.png
やっぱりこっちです!!

降り注ぐ温かい日差しに包まれている…そんな空気感が「ポレット」のあったかい世界を表現する鍵のようです。
キャラもそうですが、陰やスクリーン効果がかなり絵の雰囲気を左右する、というのはおもしろいですね。


【追記】スクリーンレイヤーの使い方
当サイトのお絵かき掲示板など、oekakibbs.comさんのお絵かき掲示板ではスクリーン効果をつかうことができます。
レイヤー表示で▼通常 となっている部分をクリックすると
▼乗算→▼スクリーン→▼オーバーレイ→▼ハードライト→▼ソフトライト→▼加算→▼減算
と変わり最後に▼通常 に戻ります。
screen.jpg

詳細は「お絵かき掲示板で遊ぼう」さんで詳しく解説されているのでそちらをご参照ください。

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効果

こんにちはw
早速ですが、スクリーンって、フォトショを使っておられるのでしょうか?実際にどういう工程で作られたのでしょう?

アニメーションでこういうのを「効果」ということが多いようですが、私は実は「効果」の表現が苦手で。。。^^;;;。太陽の光とか、電灯とか、水中の表現とか、一口に効果といってもさまざまですが、まだまだ使いこなせていません;;;。 と、いうか、ツールの使い方を知らないというか。。。(汗)。確かに、使うのと使わないのではぜんぜん違うんですね~@@;;;!
水彩のイラストも綺麗ですね^^♪おえびではやはり水彩を綺麗に使えたらと思っっているのですが、単純な筆なので結構時間もかかりますよね。。。;;;。これも「慣れ」なのでしょうねぇ。。。(溜息)。。。!

陰が多く見られるようになったのはやっぱりセルアニメからデジタル化したせいかと思いますが。。。セルの黒い線、主線はカーボンからとりますが、その他の陰色の線は手作業でトレスしていたので、昔は陰は手間がかかりましたが、デジタルになってからはそれが容易に出来るようになって。。。色もいくらでも作れますし。。。www
でも時々、影のない絵もいいなと思う時がありますwこれはたぶん、、、昔自分が好きだったアニメのせいで、懐かしくなるからかもしれないですねv

影と効果の魅力を分かりやすく描いて下さってありがとうございます!デジタル化した今、知らなければならないことを再認識しましたm(_ _)m!

PBBSでもスクリーンは使えますよ~

>スクリーンって、フォトショを使っておられるのでしょうか?
当サイトやアッサムさんのサイトのお絵かきBBSでも、スクリーンを使うことはできます。
上のBlog記事に追記しておきました。これで使い方がお分かりになりましたでしょうか??

>太陽の光とか、電灯とか、水中の表現
昔のアニメの「透過光」とか「ダブラシ(WXP)」とか「波フィルタ」の代替に加えて、柔らかい入射光を表現する諧調フィルタを入れたのが今のアニメ効果かなあ、という気がします。

特殊効果は費用対効果が高いので使えるようになると絵がゴージャスに見えますが、使いすぎても絵がうるさくなってしまうところが難しいです・・・。

>セルアニメからデジタル化
>その他の陰色の線は手作業でトレス
確かにそれが大きいかもしれませんね。

「こんにちはアン」を題材にRetus Studioのスキャン機能を紹介した記事がありましたが、色鉛筆のトレス線もきちんと読んでくれるようです。(が、この修正も結構大変そうです…)
http://www.clip-studio.com/clip_site/howto/library/series/view/retasstudio_ann

アッサムさんのように素敵な絵を描かれる方にそういっていただけるとは何とも恐縮ですが、もし何かのお役に立てたのだったらうれしいです~♪

また何かありましたらお気軽にどうぞ~。

勉強不足;;;

こんにちは~www
スクリーンの使い方、分かり易くお教え下さってありがとうございます^^!
しぃには無い機能ですね。。。Pooは殆ど使っていないので、機能のほうには疎くて。。。(汗)。本当にデジタルの効果は使いこなせていないです;;;。じぇりさん宅でも、SAIの機能について聞いてみたり、ソフトによって「いいな。」と、思う機能についてつい質問したくなります;;;。

今は現場でも「デジタル部門」なるものがあって、効果もその中の一環として作られているのでしょうね。。。その前は撮影部門で、ダブラシ、透過光、波ガラスなどをやって、美術部門でブラシの効果をやって、仕上げ部門で色トレスをして。。。と、いうように分業化されていて、明確な「効果の専門」という部門は無かったです。。。;;;。そのくらい、デジタルの登場は画期的だと思いました。

*階調フィルタなんて知らないです(爆)、、、、勉強せねば!笑

リンク先、拝見しました。。。私もRETAS!Studioを使ってますが、値段が安いわりにたくさんの機能があるので、現場向きではないかと勝手に思っていました。。。アナログで描いた動画の動きを確認するだけに使っています。スキャナーで色トレスの認識をさせるのはおっしゃるとおり作業が大変そうなので、影をつけた動画は作っていません^^;;;(笑)。作画部門だと、動きだけ考えてる傾向にあるので^^;;;。しかし、、、現場で使われているとは聞いていたものの、日本アニメーションが使っているとは。。。!びっくりです@@!

>素敵な絵を描かれる方
いえいえ、、、おえびで大きいサイズで描こうと思ったのはあるめいさんの絵に感化されたからで、まだまだだって分かってますから~~~T▽T(汗笑)。本当にいつもいろいろと聞いてばかりで、どのつど親切にお教え下さり、ありがとうございます^v^~♪

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